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瓦がズレたまま放置するとどうなる?雨漏り前に確認したい症状

「屋根の瓦が一枚ずれてるのが見えるんだけど、まだ大丈夫ですか?」――こうした質問、本当によく受けます。結論を先にお伝えしておくと、瓦のズレは「まだ大丈夫」と放置すると、想像以上に被害が広がるパターンが多いです。
私たちおうち修理の窓口は、金沢市を拠点に屋根・雨漏り修理を本職にしています。屋根と雨漏りの修理で10年、現場で「瓦のズレ放置」の現場を数多く見てきた立場から、何が起きるかをお話しします。
目次
瓦のズレを放置すると、何が起きるか
瓦のズレは、見た目はすぐ問題にならないように見えます。ですが、屋根の中では着実に被害が進行しています。
最初に起こるのが、合わさり目から雨水が入ることです。瓦と瓦のあいだに本来あるはずの密着が崩れ、隙間から雨水が下の防水紙に届きます。1〜2回の雨ではほとんど影響はありませんが、これが何か月も続くと、防水紙が破れる範囲が広がっていきます。
次の段階で、防水紙が破れた場所から雨水が野地板(屋根を支える板)に届きます。野地板が水分を吸って腐り始めると、屋根材を支える土台が弱くなります。瓦の真下だけでなく、周辺1.5〜2m四方に被害が広がるケースが多いです。
最終的に、室内に雨漏りとして症状が出ます。ここまで来ると、屋根の中ではすでに広範囲で野地板が傷んでいて、瓦の差し替えだけでは止まりません。
瓦のズレに気づくサイン
屋根の上は普段見えないので、ズレに気づくのが遅れがちです。次のようなサインがあれば、点検を入れるタイミングです。
ご自身の家を地上から見上げて、瓦の並びが波打っている・歪んでいる箇所があれば、その下でズレが起きています。1階のリビングや庭から、屋根の縁を見ると分かりやすいです。
強風や雪のあとに、瓦の破片が地面に落ちていることがあります。これは瓦が動いた・割れた直接的な証拠です。
雨の翌日に屋根の特定の場所だけ、瓦の色が違って見える(濡れて乾く速度が違う)――これも防水紙にダメージがあるサインです。
金沢市東山の築40年戸建て、放置1年が招いた工事範囲
去年、金沢市東山で受けたご相談です。築40年の和瓦戸建てで、1年前に「瓦が1枚ずれてるな」と気づいていたものの、雨漏りはしていないし、と放置されたお宅です。
屋根に上って点検したら、瓦のズレは確かに1か所だけ。ですが、その下の防水紙を確認すると、ズレた瓦の真下だけでなく、周囲1.5m四方の防水紙が破れていました。野地板の一部も腐っていて、指で押すと柔らかい状態でした。
このお宅の工事は、瓦のズレ補修+部分的な防水紙のやり替え+野地板の一部交換+漆喰の打ち直しで、合計48万円。気づいた段階(1年前)に修理していれば、瓦の差し替えだけで5万〜10万円程度で済んでいた計算です。
これは極端な例ではなく、瓦のズレ放置でよく起こるパターンです。瓦の修理は「早く動くほど安く済む」工事の典型です。
瓦の修理、どこから手をつけるか
瓦のズレに気づいたら、屋根業者に点検を依頼するのが一番早いです。ご自身で屋根に上って瓦を直そうとするのは、絶対におすすめしません。瓦は踏む場所を間違えると割れます。
業者の点検では、ズレの箇所だけでなく、防水紙の状態、野地板の状態、周辺の瓦の動きまで一通り見ます。被害が瓦のズレ補修だけで収まる段階なら、3〜10万円程度。防水紙のやり替えが必要になっていれば、20〜40万円程度。野地板の交換まで及んでいれば、50万円超になることもあります。
つまり、点検のタイミングで「どの段階か」が分かれば、必要な工事範囲も予算感も見えてきます。
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金沢で瓦のズレが気になったら
「地上から見たら瓦が1枚ずれているのが分かった」「強風のあとに屋根の上が気になる」――こうしたタイミングのご相談で構いません。私たちおうち修理の窓口では、金沢市と近郊で、瓦屋根の点検・補修・防水紙のやり替えまで対応しています。早めの点検で、結果的に総額を抑えられるパターンが多いです。