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雨漏り修理の支払いはいつ?金沢で分割・ローンを使うときの注意点
雨漏り修理は、急に必要になる出費です。外壁塗装のように何年も前から予定を立てられるものではなく、天井にシミが出たその月に何十万円かの話が出てくる。
だから、支払いのことで相談を受けることがよくあります。お金の話は聞きにくいものだと思いますので、こちらから書いておきます。
Q. 支払いはいつ、どのタイミングですか
会社によって違いますが、金沢の屋根業者で一般的なのは、次のどれかです。
工事完了後に一括で全額。金額が数十万円までの工事だと、この形が多いと思います。
もうひとつが、着工前に一部、完了後に残額という分け方。半分ずつ、あるいは三割と七割といった配分です。材料を先に仕入れる必要がある工事や、金額が大きい工事で使われます。
私たちは、金額が小さいものは完了後の一括、大きいものは着手金をいただく形にしています。どちらにするかは契約のときにお伝えします。
大事なのは、いつ、いくら払うのかが契約書か見積書に明記されているかです。口頭だけで進めると、あとから話が食い違います。
Q. 前金を全額求められたのですが、大丈夫でしょうか
私なら断ります。
工事前に全額を払うと、こちらに何かあったときにお客様が何も手元に残らない状態になります。工事が始まらない、途中で止まる、仕上がりが約束と違う。そのときに交渉の材料がありません。
もちろん、前金を求める業者がすべて悪いわけではありません。ただ、全額を先にというのは業界の慣行から外れています。理由を聞いて、納得できる説明がなければ、他社を当たったほうがいいと思います。
特に気をつけていただきたいのが、訪問してきた業者に、その場で契約と前金を求められるケースです。金沢でも、大雪や台風のあとにこの手の話が出ます。急かされたら一度止まる。これは覚えておいてください。
Q. リフォームローンや分割は使えますか
使えます。方法は三つあります。
ひとつは、金融機関のリフォームローンです。銀行、信用金庫、労働金庫などが扱っています。金沢なら地元の金融機関でも取り扱いがあります。無担保で百万円から五百万円程度、金利は変動で年二パーセント台から四パーセント台といったところが目安です。審査には一週間から二週間ほどかかります。
ふたつめは、業者が提携している信販会社のクレジットです。工事業者を通して申し込む形で、審査が早く、数日で結果が出ることが多い。手続きが簡単なぶん、金利は金融機関のローンより高めになる傾向があります。
三つめが、クレジットカードでの分割払いです。カード払いに対応している業者であれば使えますが、限度額の範囲内という制約があります。数十万円までの工事なら現実的な選択肢です。
金額と急ぎ具合で選ぶことになります。今すぐ工事したくて金額が数十万円ならカードか信販、金額が大きくて時間に余裕があるなら金融機関のローン、という分け方が実務的だと思います。
Q. 火災保険が下りるまで待ってもらえますか
これは業者に相談する価値があります。
雨漏りの原因が風災や雪害であれば、火災保険の対象になることがあります。ただ、保険金が実際に振り込まれるまでには、申請から一か月前後かかるのが普通です。そのあいだ雨は待ってくれません。
私たちの場合は、保険の申請中であることが分かっていれば、支払いのタイミングを保険金の入金後に合わせることがあります。ただし、保険が下りなかった場合はお客様のご負担になりますので、そこは書面で確認したうえで進めます。
気をつけていただきたいのが、「保険で無料になります」と言い切る業者です。保険金が下りるかどうかを決めるのは保険会社であって、工事業者ではありません。無料と断言する時点で、その説明は正確ではないと思ってください。
Q. 分割にすると総額はどれくらい増えますか
金利によりますが、目安を示します。
五十万円を年三パーセントで五年返済にすると、支払総額は五十四万円弱。月々の返済は九千円程度です。同じ五十万円を信販の分割で年八パーセント五年とすると、総額は六十万円強、月々一万円ほど。
この差をどう見るかは、それぞれのご事情だと思います。一括で払えるなら、そのほうが安いのは確かです。ただ、貯金を全部使って手元を空にするより、金利を払ってでも現金を残しておくという判断もある。私からどちらがいいとは言えません。
ひとつだけ申し上げると、支払い方法を理由に工事の範囲を削るのは避けてほしいということです。予算に合わせて範囲を絞った結果、原因が残ってまた漏れる。そうなると、二度目の工事費と足場代がまるまる追加になります。それなら、必要な範囲を一度でやって、支払いを分けるほうが安く付きます。
金沢市額新保のお客様の例
去年、金沢市額新保の築31年のお宅で、屋根の谷板金と棟板金をまとめて交換した現場がありました。足場込みで六十四万円。ご相談のときに、まとまった支払いが難しいというお話を伺いました。
このお宅は原因が雪害でしたので、まず火災保険の申請をしていただきました。認定まで五週間ほどかかりましたが、そのあいだは応急のシーリング処置でしのぎ、保険金が下りてから着工しました。結果として、保険金で三十万円ほどが賄われ、残りをお客様が負担される形です。
順序を逆にして、先に工事をして、あとから保険を申請するやり方もあります。ただ、その場合は工事前の状態を写真で残しておく必要があります。壊れていた証拠がなくなってしまうと、申請が通りません。
正直なところ、費用の相談は早めにしていただいたほうが、こちらも手が打てます。金額を見て黙って検討されるより、「この範囲で、この予算で」と言っていただければ、優先順位を付けたご提案ができます。遠慮される部分ではないと思っています。
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費用の相談も遠慮なくどうぞ
予算のご事情は、最初に言っていただいたほうがこちらも手を打てます。金沢市と近郊で、優先順位を付けた段階的なご提案もしています。保険の申請中で支払い時期を待ってほしい、といったご相談も遠慮なくどうぞ。詳しい進め方は金沢の雨漏り診断のページにまとめてありますので、あわせてご覧ください。