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屋根のカバー工法と葺き替え、どっちを選ぶ?金沢の戸建てでの判断基準
「屋根の葺き替えを考えてるんだけど、カバー工法っていうのもあるみたいで、どっちがいいのか分からない」
屋根が寿命に近づいたお宅から、このご相談をよくいただきます。金額もやることも違うので、迷うのは当然です。
私たちおうち修理の窓口は、金沢市を拠点に屋根・雨漏り修理を本職にしています。
屋根と雨漏りの修理で10年、金沢の戸建てでどちらの工法も手がけてきた立場から、カバー工法と葺き替えの違いと、どう選べばいいかをお話しします。
目次
カバー工法と葺き替えは、何が違うのか
ざっくり言うと、いまの屋根を残すか、はがすかの違いです。
カバー工法は、いまの屋根材の上に、新しい軽い屋根材(主に金属屋根)をかぶせる工事です。
古い屋根をはがさないので、撤去や処分の手間がかからず、工期も短く、費用も抑えやすいのが特徴です。
葺き替えは、いまの屋根材を一度すべてはがし、下の防水紙や傷んだ野地板も新しくしてから、屋根材を葺き直す工事です。
下地から作り直せるので、屋根の状態を根本からリセットできます。
どちらが上というものではなく、屋根の状態によって選べる・選べないが決まります。
金沢の戸建てでの選び方
選ぶときの分かれ目は、下地(防水紙と野地板)がまだ生きているかどうかです。
下地がしっかりしていて、傷んでいるのが表面の屋根材だけなら、カバー工法が選べます。
費用は100〜150万円ほどで、葺き替えより抑えられ、工期も短い。
屋根が二重になるぶん断熱や遮音も少し良くなります。
一方で、野地板が腐っていたり、雨漏りで下地まで傷んでいたりする場合は、カバー工法は選べません。
傷んだ下地の上に新しい屋根をかぶせても、中で腐食が進むだけだからです。
この場合は、はがして下地から作り直す葺き替えになり、費用は130〜200万円超が目安です。
また、もともとの屋根が和瓦のお宅は、瓦の上にカバーはできないので、葺き替えが基本になります。
これは大事なところで、カバー工法が選べるかどうかは、見た目ではなく下地の状態で決まります。
点検で下地を確認せずに「カバーで安く済みますよ」とだけ言う業者には、一度確かめたほうがいい、と現場では思います。
| カバー工法 | 葺き替え | |
|---|---|---|
| 古い屋根 | 残してかぶせる | はがして作り直す |
| 下地の状態 | 生きている前提 | 傷んでいてもOK |
| 費用の目安 | 100〜150万円 | 130〜200万円超 |
| 向く屋根 | スレート・金属 | 和瓦・下地が傷んだ屋根 |
金沢市畝田の築27年戸建てで、カバー工法を選んだ現場
去年、金沢市畝田でお受けしたご相談です。
海側の築27年スレート屋根の戸建てで、色あせとコケが目立ち、そろそろ屋根をどうにかしたい、というお話でした。
畝田は海から近く、冬の塩気を含んだ横風で屋根材の傷みが早いエリアです。
点検すると、スレートの表面はかなり傷んでいたものの、下の防水紙と野地板はまだしっかりしていました。
雨漏りもなし。下地が生きていたので、カバー工法が選べる状態でした。
このお宅は、金属屋根でのカバー工法で、足場込み118万円。
葺き替えなら160万円ほどになっていたので、下地が無事だったぶん、その差を抑えられた現場です。
逆に、もし点検で野地板の腐りが見つかっていたら、迷わず葺き替えをおすすめしていました。
迷ったら、まず下地の点検から
カバー工法と葺き替えのどちらにするかは、悩んで決めるものというより、点検の結果で見えてくるものです。
下地が生きていればカバーという選択肢が増え、傷んでいれば葺き替え一択になります。
結局のところ、工法を先に決めるのではなく、屋根に上って下地の状態を確かめるのが一番の早道です。
そのうえで、選べる選択肢と費用を並べてもらい、納得して選ぶ。この順番だと、後から「やっぱり違った」になりにくいです。
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金沢で屋根の葺き替え・カバー工法を検討している方へ
「そろそろ屋根をどうにかしたいが、葺き替えとカバーで迷っている」――この段階のご相談で構いません。
私たちおうち修理の窓口では、金沢市と近郊で、下地の点検からどちらの工法も対応しています。
まず屋根に上って下地の状態を確かめ、選べる選択肢と費用を並べてお伝えします。


