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大雨・ゲリラ豪雨のときだけ雨漏りする原因|金沢の排水・オーバーフロー
晴れの日も、しとしと降る日もなんともない。
ところが夏のゲリラ豪雨や台風の横殴りの雨になると、決まって天井の隅にシミが広がる。
皆さんの中にも、そんな「大雨のときだけ」の雨漏りに困っている方がいらっしゃると思います。
私たちおうち修理の窓口でも、6月から9月にかけて一番多いのがこのタイプのご相談です。
まず知っておいてほしいのは、大雨限定の雨漏りは屋根や外壁が「壊れている」とは限らない、ということです。多くは、普段なら処理できていた水の量が、豪雨で一気に増えて排水の許容量を超えた瞬間だけ室内へ回る。つまり原因は「穴」ではなく「水はけ」にあることが多いんです。ここが大事なところで、見るべき場所も普通の雨漏りとは変わってきます。
まず疑うのは「水量が増えたときだけ溢れる場所」
判断の軸はシンプルで、「弱い雨で漏れるか/強い雨だけ漏れるか」で原因の場所がかなり絞れます。弱い雨でも漏れるなら、屋根材の割れや棟板金のすき間など、水そのものの侵入経路がある可能性が高い。逆に強い雨のときだけなら、水が一時的に溜まって行き場を失う「オーバーフロー系」を先に疑うのが現場のセオリーです。
金沢では特に、ベランダ・バルコニーの排水口(ドレン)、谷板金、雨樋の集水器まわり、この3つが豪雨時に溢れやすい三大ポイントです。順番に、ご自身で確認できる見分け方をお伝えします。
ベランダの排水口(ドレン)
落ち葉やコケ、土ぼこりが溜まって半分ふさがっていないか。豪雨のとき、ベランダの床に水が数センチ溜まっていないか。溜まった水がサッシの下端を越えると、そこから室内側へ回ります。防水層自体は無事でも、排水が追いつかなければ漏れる。これが大雨限定雨漏りの王道パターンです。
谷板金(屋根の谷になった金属部分)
屋根の面と面が合わさる谷は、雨水が集中して流れる場所です。ここに枯れ葉が詰まると水がせき止められ、板金の縁を越えて屋根下地へしみ込む。普段の雨では越えないぎりぎりの高さでも、豪雨だと一気に溢れます。二階の窓や地上から、谷筋にゴミが溜まっていないか見てみてください。
雨樋の集水器・縦樋
軒樋から縦樋へ水を落とす集水器が詰まると、樋から水があふれて外壁を伝い、サッシまわりやシャッターボックスの上から浸入することがあります。豪雨のとき、樋から滝のように水がこぼれていたら、まずここです。
ご自身でチェックするときの目安を、症状と合わせて一つの表にまとめておきます。
| 豪雨時に見える様子 | 疑わしい場所 | やること |
|---|---|---|
| ベランダ床に水が溜まる | 排水口の詰まり | ゴミ除去・清掃 |
| 屋根の谷から水がこぼれる | 谷板金の詰まり | 落ち葉除去・板金点検 |
| 雨樋から水があふれる | 集水器の詰まり | 樋の清掃・勾配確認 |
| 弱い雨でも漏れる | 屋根材・外壁の破損 | 散水試験で特定 |
金沢・築20年のお宅で、原因が排水だった話
去年の夏、金沢市内の築20年ほどの戸建てにお住まいのお客様から「台風のときだけ二階の洋室の天井が濡れる」とご相談をいただきました。晴れが続くと何ヶ月も出ない。だから原因がつかめず、以前ほかで屋根を見てもらっても異常なし、と言われていたそうです。
現場で屋根に上がっても、確かに瓦も板金もしっかりしている。そこで散水試験で水量を変えながら流してみたんです。弱い水では何も起きない。ホースを全開にしてベランダに水を溜めていくと、床の水位がサッシ下端に近づいた途端、真下の部屋の天井にじわっと出てきました。原因は防水の破れではなく、排水口に溜まった土とコケで水はけが落ち、豪雨のときだけベランダに水が溜まって室内へ回っていた、というものでした。
このときは排水口の清掃とドレンまわりの部分補修で収まり、費用は数万円台のケースでした。もし防水のやり替えまで必要なら10〜30万円が目安になりますが、まずは水はけを直すだけで止まることも実際にあります。正直なところ、いきなり大きな工事を勧める前に、水量を再現して漏れる瞬間を見せる——これが遠回りに見えて一番確実な特定方法です。
豪雨限定だからこそ、放置しないでほしい
「年に数回、豪雨のときだけだから」と様子を見てしまう方は多いのですが、大雨限定の雨漏りは、少ない回数でも一回あたりの水量が多いのが厄介なところです。天井裏や壁の中に一気に水が入り、乾ききる前に次の豪雨が来る。金沢の夏は短期間に強い雨が続くので、下地の腐りやカビが進みやすい。結局のところ、症状が軽いうちに排水まわりを見ておくのが一番早道です。
ご自身でできるのは、あくまで排水口や樋のゴミ取りまでにしてください。屋根や谷に上っての作業は、濡れた足場で滑落の危険があります。清掃しても豪雨のたびに漏れるなら、水が溜まる高さや勾配そのものに原因があるサインなので、散水試験でどこから溢れているかを突き止める段階です。
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「これは雨漏りだろうか」という段階のご相談で構いません。私たちおうち修理の窓口は、金沢市と近郊で雨漏りの点検から補修まで対応しています。まず現場を見て、原因と費用をはっきりお伝えします。