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雨漏りを放置するとどうなる?金沢の家で進む建物の傷みと修理費の増え方
「天井に小さなシミがあるんだけど、ポタポタ垂れてるわけじゃないから、もう少し様子を見ようかと思って」――こうしたお話を聞くと、私はいつも「できれば早めに見せてください」とお伝えしています。雨漏りは、放置している間にいちばんお金がかかる方向に進む工事だからです。
私たちおうち修理の窓口は、金沢市を拠点に屋根・雨漏り修理を本職にしています。屋根と雨漏りの修理で10年、現場で「もっと早ければ安く済んだのに」という場面を何度も見てきた立場から、雨漏りを放置すると家の中で何が進むのか、修理費がどう増えていくのかをお話しします。
目次
雨漏りを放置すると、家の中で進むこと
雨漏りの怖いところは、室内に見えているシミが小さくても、その奥では被害が静かに広がっていることです。
まず、雨水が入り込んだ場所の防水紙や下地が湿ったままになります。木でできた野地板や垂木は、濡れと乾きを繰り返すうちに腐り始めます。シミの真上だけでなく、雨水が流れた範囲全体に広がっていくので、室内の見た目以上に傷んでいることが多いです。
次に、湿気がこもって断熱材がカビたり、天井裏の木材にシロアリを呼び込んだりします。金沢のように湿度の高い時期が長い土地では、ここが進みやすい。さらに進むと、天井板が落ちる、壁の中の柱が傷む、といった建物そのものの不具合につながります。
つまり、雨漏りは「屋根の表面の問題」から「家の構造の問題」へと段階を移していきます。これは大事なところで、止めるのが遅れるほど、直す範囲が屋根から家全体へ広がっていきます。
修理費が増えていく仕組み
放置で費用が上がるのは、直す対象が増えるからです。
雨水の入口だけを直せばいい段階なら、棟板金の補修やコーキングの打ち直しで10〜20万円台で収まることが多いです。ところが、野地板が腐ってくると、屋根材をはがして下地を交換する必要が出てきて、30〜80万円の部分葺き替えに段階が上がります。天井裏の木材や断熱材、室内の天井・壁の張り替えまで及ぶと、さらに上乗せされます。
正直なところ、雨漏りそのものの修理より、放置でついでに傷んだ部分の補修のほうが高くつく、というケースは現場でよく見ます。雨漏りは「入口を早く塞ぐ」ほど、結果として総額が抑えられる工事です。
金沢市鳴和の築30年戸建て、2年放置で広がった範囲
去年お受けした、金沢市鳴和の築30年戸建てのご相談です。2階の天井に薄いシミがあるのに2年ほど前から気づいていたものの、雨の日にポタポタ垂れるほどではなかったので、そのままにされていたお宅です。
天井裏に入って確認すると、雨水の入口は棟板金の浮きで、そこから入った水が野地板を3畳分ほど腐らせていました。指で押すと柔らかくなっていて、断熱材も一部カビていました。シミが小さかったのは、たまたま水が回り込んで一点に集まっていなかっただけで、屋根の中では広く傷んでいたわけです。
このお宅の工事は、棟板金の交換に加えて、腐った野地板の部分交換、断熱材のやり替え、室内天井の補修まで必要になり、合計72万円。気づいた2年前に棟板金だけ直していれば、20万円前後で収まっていた計算です。
「垂れていないから大丈夫」とは限らない
雨漏りで判断を遅らせがちなのが、「水滴が落ちてこないから、まだ平気だろう」という見方です。
ですが、雨水は入口と出口がずれて流れるので、室内にはっきり垂れてくる頃には、屋根や天井裏でかなり回り込んでいることが多いです。天井の薄いシミ、雨の翌日だけの天井裏のにおい、クロスのわずかな浮き――この段階で見てもらえると、入口を塞ぐだけで止められる可能性が高いです。
結局のところ、小さなサインのうちに点検を入れるのが、雨漏りでは一番の早道です。
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「垂れてはいないけど天井にシミがある」「雨の翌日だけ天井裏がにおう気がする」――この段階のご相談で構いません。私たちおうち修理の窓口では、金沢市と近郊で、雨漏りの点検と入口の特定から対応しています。早い段階なら入口を塞ぐだけで止められることが多いので、気になったところで一度見せてください。

