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雨漏り修理で再発しやすい原因とは?一時補修で終わらせないために

「以前直したのに、また同じ場所から雨漏りしてきた」――こうしたご相談を受けることがあります。雨漏り修理は再発しやすい工事のひとつで、原因と工事範囲の見極めを間違えると、半年から数年で症状が戻ってきます。
私たちおうち修理の窓口は、金沢市を拠点に屋根・雨漏り修理を本職にしています。屋根と雨漏りの修理で10年、現場で「他社で直したけど再発した」という相談を多く受けてきた立場から、なぜ再発するのか、どうすれば防げるかをお話しします。
目次
雨漏りが再発する、3つの主な原因
雨漏り再発の原因は、ほとんどがこの3つに集約されます。
ひとつめは、原因の特定が間違っていたこと。雨水が入ってきている本当の場所ではなく、症状が出ている場所の周辺だけを直したパターンです。雨漏りは入口と出口がずれていることが普通で、室内側のシミの真上を直しても、本当の入口(屋根の別の場所や外壁)は手つかずのまま残ります。
ふたつめは、複合要因のうち1か所だけ直して、ほかが放置されたパターン。実際の雨漏りは「屋根の棟板金が浮いていて、かつ外壁のコーキングも切れていて、雨樋も詰まっている」というように、複数の原因が同時に絡みます。1か所だけ直しても、ほかの場所から入る雨水は止まりません。
みっつめは、対症療法のコーキングで「表面だけ蓋をした」パターン。本当の侵入経路を特定せず、シミの上の屋根材の隙間にコーキングを打って終わり、というケースです。コーキングの寿命(5〜10年)が来ると、症状が戻ってきます。
「とりあえずコーキング」が招く再発
雨漏り修理で一番多い手抜きが、「とりあえず怪しい場所にコーキング」です。
経験の浅い業者や、診断にコストをかけたくない業者がやりがちなパターンです。シミの真上の屋根材の隙間に、コーキングをべったり打って、見た目には漏れが止まったように見えます。
ただ、これは応急処置レベルの工事です。本当の原因が特定されていないし、コーキングは紫外線で劣化するので、5〜10年で確実に再発します。さらに、雨水の流れる方向を変えてしまって、別の場所から漏れ始めるケースもあります。
雨漏り修理は、表面のコーキングで終わるものではなく、侵入経路を特定したうえで、その経路を遮断するのが正しい順番です。
再発を防ぐ診断のポイント
再発を防ぐためには、修理前の診断で次の点が押さえられているかが分かれ目になります。
入口の特定。シミの位置だけでなく、雨水がどの方向から入っているかを、屋根の上・天井裏・散水試験で総合的に特定する。
複合要因の洗い出し。屋根だけでなく、外壁・サッシまわり・ベランダ・雨樋まで含めて、ほかに不具合がないかを一通り確認する。
下地の状態確認。雨漏り箇所の防水紙・野地板に、どこまで傷みが及んでいるかを確認する。表面の屋根材だけ直しても、下地が腐っていれば再発します。
この3点が揃った診断と、それに基づく修理であれば、再発リスクはかなり下がります。
金沢市鳴和の戸建てで、3回目の修理で止まった現場
去年、金沢市鳴和でお受けしたご相談です。築28年の戸建てで、過去5年間に2回別の業者で雨漏り修理を受けていたものの、半年〜1年で再発していたケースです。
私たちが伺って点検したら、過去の修理はどちらも「シミの真上の屋根材を交換」して終わっていました。実際の雨水の入口は、シミの位置から2m離れた棟板金の浮き+外壁のサッシまわりのシーリング切れの2か所複合で、過去の業者はどちらも見落としていました。
このお宅は、棟板金の交換+サッシまわりのシーリングの打ち直しで、合計32万円。その後2年経ちますが、再発はありません。
過去の修理にかかった費用と合わせると、最初から総合的な診断ができる業者に頼んでいたほうが、結果として安く早く済んでいたケースです。
再発を防ぐ業者選び
再発を防ぐ視点で業者を選ぶなら、次の3点をチェックしてください。
雨漏り診断(散水試験・天井裏点検・赤外線カメラなど)を提案してくれるか。屋根材以外の場所(外壁・ベランダ・雨樋・サッシ)も合わせて見られるか。再発時の保証年数(5〜10年)が見積書に明記されているか。
この3点が揃っている業者は、根本解決を意識した工事をする可能性が高いです。
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「過去に修理してもらったけど、また同じ場所から漏れる」「複数業者に頼んだけど止まらない」――こうした段階のご相談で構いません。私たちおうち修理の窓口では、金沢市と近郊で、再発雨漏りのセカンドオピニオン診断も受け付けています。過去の工事の所見と現状を踏まえて、根本原因の絞り込みからご提案します。