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雨漏り診断では何をする?目視点検・散水試験・見積もりの流れ

「雨漏り診断ってどんなことをするんですか?」――業者を呼ぶ前に、何が行われるかを知っておきたい、というご相談があります。雨漏り診断は、屋根業者の技術力が一番出る工程です。
私たちおうち修理の窓口は、金沢市を拠点に屋根・雨漏り修理を本職にしています。屋根と雨漏りの修理で10年、現場で診断を数百件以上行ってきた立場から、雨漏り診断の流れと、各工程で何を確認しているかをお話しします。
目次
雨漏り診断の基本的な流れ
雨漏り診断は、おおまかに次の流れで進みます。
| 工程 | 内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| ヒアリング | 症状・時期・天気との関連を確認 | 15〜30分 |
| 室内側点検 | シミの位置・広がり・天井裏の状態 | 20〜40分 |
| 屋根・外壁の目視点検 | 屋根に上って全周を確認 | 30〜60分 |
| 散水試験(必要時) | 疑わしい箇所に水をかけて再現 | 60〜120分 |
| 赤外線カメラ(必要時) | 壁の中の水分分布を可視化 | 30〜60分 |
| 所見・見積もり作成 | 原因と修理範囲をまとめる | 後日 |
簡単な雨漏りなら目視点検だけで原因が特定できることもありますが、複合要因のケースでは散水試験まで踏み込む必要があります。
ヒアリングで聞いていること
最初のヒアリングで、私たちが必ず確認する項目はある程度決まっています。
シミや漏れに気づいたのはいつか。最初に気づいてから、どう変化しているか。雨の日・晴れの日・冷え込んだ朝・水道使用時で、症状の出方に違いがあるか。強風や横殴りの雨の日に変化があるか。築年数と過去の屋根工事の履歴。
特に「雨と症状の連動性」は、原因を絞るうえで最も重要です。「先週の大雨の翌日にシミが大きくなった」と言ってもらえると、ほぼ屋根か外壁を疑える段階まで一気に進めます。
ヒアリングの段階で写真と時系列メモがあると、診断は格段に早く進みます。
室内側点検
ヒアリングのあとは、室内側の点検です。
シミの位置・形・色・湿り気を確認します。シミの中心と外周で色が違うか、リング状の跡があるか、新しいシミと古いシミが重なっていないかを見ます。リング状の跡は、雨漏りが繰り返されている証拠です。
天井裏に入れる場合は、天井裏から屋根の裏側を見て、防水紙のしみ・雨染み・カビの状態を確認します。実は、天井裏に入ると原因の方向が一気に絞れるケースが多いです。
屋根・外壁の目視点検
屋根に上って、屋根材・棟板金・谷板金・雪止め金具・雨樋・外壁・サッシまわりを一通り確認します。
「雨漏り箇所の真上だけ」を見るのではなく、屋根全体・外壁全体を見ます。雨漏りの原因は、症状が出ている場所とずれていることが普通だからです。
スマホで気になる箇所を撮影しながら進めます。点検後にお客様に写真をお見せして、「ここがこうなっているので、ここが怪しい」と所見を共有します。
散水試験
目視点検で原因が絞り切れないときは、散水試験を行います。
疑わしい箇所に、ホースで雨を再現するように水をかけます。室内側で水が出てくるかどうかを観察して、侵入経路を特定します。「横殴りの雨を再現する」「下から押し込む」「長時間かける」など、状況に応じて水のかけ方を変えます。
散水試験は時間がかかる作業で、1〜2時間かかります。ただ、これをやらないと特定できない雨漏りもあるので、必要な場合は省きません。
赤外線カメラと天井裏点検
赤外線カメラ(サーモグラフィー)は、壁や天井の内部の温度差から、水分の分布を可視化する道具です。雨漏りで濡れている部分は、周囲より温度が低くなるので、画像に色の違いとして見えます。
ただ、赤外線カメラは万能ではありません。気温差が小さい時期や、断熱材の中の水分は映らないこともあります。あくまで目視と散水試験を補助する道具という位置づけです。
天井裏点検は、点検口がある場合は必ず入ります。天井裏は雨漏りの「結果」が一番直接見える場所で、防水紙の裏側、断熱材の濡れ、木材の変色などから、原因経路が見えてきます。
所見と見積もりの作成
現場での点検と試験が終わったら、後日、所見と見積もりをまとめてお客様にお渡しします。
所見には、原因と思われる箇所、その判断根拠、推奨する工事範囲、写真を盛り込みます。見積もりには、工事内容、使用材料、足場の有無、保証年数を明記します。これが揃って初めて、お客様も他社と比較できる材料が手元にそろいます。
「現地調査して、その場で見積もり」を即決で求める業者は、まず信用できません。
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「うちの雨漏り、原因が分からない」「複数の業者で見てもらったけど納得できない」――こうした段階のご相談で構いません。私たちおうち修理の窓口では、金沢市と近郊で、目視点検・散水試験・赤外線カメラ・天井裏点検まで組み合わせた診断を行っています。原因の絞り込みから、所見・見積もりまで、根拠を写真で示してお伝えします。